就活にやる気がなくてもやっといた方がいいことまとめ
なんやかんや記事を更新すると、アクセス解析を見る限りでは10人くらいは毎回読んでくれるらしい。
励みになります。やっぱ誰も読まないと更新する意味ないしね。
今回はTwitterの方で最多得票だった就活のあれこれ。
まあ僕が「やっといて得したな」とかいうところしか書きません。
いうてなんで苦労して労働する場所を探さなきゃならないんだろうな…。
世知辛い世の中過ぎる。
まあ正直TLに悩める学生もいたし、1mmでも参考になればよい。
というか書き終わったらやったことがいいことというかアドバイスみたいになった。
まず、大前提として「就活でやったほうがいいこと」と謳っている記事やら本やらに乗ってることは
全部やったほうがいいです。時間が許す限り。これはマジ。
無駄になるかもしれんが、結局どっかで役に立つかもしれないからな。
浦原さんもそう言ってただろ。BLEACHを読め。
それでいて、「やる気がなくてもやったほうがいいこと」を書く。
マジのズボラ向けというか、僕が就活する際に役に立ったことなので、
この記事を読んでいる諸兄のそれに当てはまるかはわからんが、そのつもりで頼むな。
- ・就活課やそれに類するキャリアセンター系に行っとけ
- ・履歴書になんかかけるか考えとく
- ・説明会は別に行かなくてもいい
- ・面接の練習はしなくてもいい、但し沢山受けろ
- ・質問はしたくなくてもしろ。なくても捻り出せ。
- ・ちょっとは金貯めとけ。
- ・やべー対応してくるところはやべー。見切れるようになれ。
- ・あと何単位で卒業できるか数えとけ。
- ・職種にこだわらないなら教授に聞け
- ・働かなくても生きてりゃ勝ち、と思っとけ
・就活課やそれに類するキャリアセンター系に行っとけ
何を隠そう僕は最初志望していた職種への就職を断念したのだが、その際に方向転換する際に大いに助けになりました。
(志望職種が大変少人数採用だったうえ、夏ごろには募集が終わってしまっていた)
仲良くなっておくだけでだいぶ違うし、世間話しに行ってもいいと思う。
なんやかんや友人だの周りの大人でもいいのだが、自分の志望に対して客観的に、冷静にアドバイスをくれる他人は割と助けになる。
僕も前述の事情があってから方向性をだいぶ見失っていたけど、再度軌道修正してもう一回固めなおすにはとても良いと思う。
あと、卒業証明やら印鑑やら学校承認やらいるときに頼みやすくもなる。
馬鹿にしがちだが、企業が学生を採りに来るときに最初にコンタクトをとるとこだし、情報が早いこともある。
・履歴書になんかかけるか考えとく
勘違いしてほしくないのが、「履歴書に書く文書を考える」じゃねえ。
「自分が履歴書に何を書けるのか考えとく」だけでいい。
これはもう現在の状況とか、今読んでる諸兄が何回生かでも変わってくるが、自分の経歴はどうしようもない。
例えばバイトをしている奴、割と安泰。バイトリーダーとかじゃなくてもいい。
適当に培った経験を理屈こねくり回して書いとけばなんとかなる。
サークルやら学外で団体を作って活動してる奴、これも安泰。
具体的な活動内容と、それが業務にどう活かせるか、とか書いておけばいい。
問題はバイトもサークルも入ってなくて遊んでる奴。
一番ヤバい。コミュニケーションがうんたら…とか書いときゃいいと思うじゃん?
それが人事は「具体性と経験の明確な言語化」をクソ大事にする(と思う。人事の人間が読んでたら怖い)。
どういうことかというと、要は「バイトリーダー」って書ければ割と実務が伴わなくても説得力がある程度出てくるわけであって、
それだけで重みがちょっと違うのね。
ジンもNo.2の肩書だけ欲しがったじゃん。あれと一緒よ。HUNTER×HUNTERを読め。
要は「コミュニケーションには自信があって、様々な議論の場を明確なエビデンスを持ってまとめてきました」とか書いても
うーん、で?いつどこでそれ活かしたの?ってなっちゃうわけで。
つまるところなんかの肩書があればベスト、時点で活動してる団体名とかがあればベター。
なんもしてない奴が一番やべー。もう授業での作品実績とかしかなくなる。
それが無理なら「独学で何を学んできたか」とかしかなくなるので、マジで遊んでしか来てなかったら詰みです。
ほかにアピールポイントがあればいいけど、いかんせん前述の説得力がなくなってくるので…。
文章は考えなくてもいいから、「自分だったら何が書けるか」だけでも考えとくのがいい。
具体的に書ければ書いといて損はない。結局後から考えて書かなきゃならんから。
・説明会は別に行かなくてもいい
現役時代にドームでのでかい説明会とか、個別の説明会とか行ったけど別に行かなくてもいい。
行ってモチベーションになるなら行ったほうがいいけど、こんな記事読むやつがまず予約とかするわけもないしな。
よほどでかい企業じゃない限りそこでの質問の有無が採用に関わってくるとかないし、
なんならパンフ20冊前後貰って帰るだけになる。もちろんゴミになるだけでどうせ読まん。
例外として、説明会の参加が選考に必須になってる場合は勿論行くしかないけど、
そこの情報が事前に取れない時点でその企業にはそんなモチベーションないから、
別のとこ受けたほうがいいんじゃない?っていう。
・面接の練習はしなくてもいい、但し沢山受けろ
友人やら周囲の見知った大人とかで面接の練習をしだす奴らがいるが、なんの意味もないからやらなくてよし。
身内だと評価も甘くなるし、どのみち途中でふざけだしたり面倒になるのがオチ。
その代わり、入りたくない企業でもいっぱい受けたほうがいい。
「ちょっと気になる」くらいでエントリーしとけ。今ならwebで2分もかからん。
つまりいろんな企業の1次面接を練習に使うってこと。落ちてもいいとこなら緊張もしない。
面接官の顔色や合否で話題のチョイスも分かってくるし、何より合法的にいろんな会社に入れるからネタになるぞ。
「こんなやべー会社あったwww」とかだと就活以外のネタにもなる。
本命企業とかで「今何社受けてるか」という旨の質問をされることもあるだろうが、そこの具体性も増すし、
あれは有望な学生が他社も多数受けてるとやべーから早めに確保しないといけないっていう指標なので、
非常においしい。いっぱい受けとけ。面倒でも。
後述するやべー企業の見分け方にも繋がってくるから尚良し。
・質問はしたくなくてもしろ。なくても捻り出せ。
とりあえず3つは質問したほうがいい。もちろん面接時での話だが。
おすすめは2つ固定で考えとくと◎。他社にはない御社独自の制度がありますか?とか将来的な事業計画は?とか。
そうすると1つだけその会社専用の質問考えればいいので楽。
なんなら当日何にも準備してなくても電車の中でHP3分も眺めてりゃなんか出てくる。
質問決まってても会社のHPは眺めとくに越したことはない。当然だけど。
支店の場所とか頭の片隅に置いとくと歓談中にパっと出てくるし、聞いた人事の印象も違ってくると思う。
あとこれは転職エージェントに確認したから間違いないんだが、2次、3次面接も質問した方がいいらしい。
個人的な見解として1次で聞けること聞いてないのか?っていう悪印象だと思って避けてきたんだけど、
これがどうもするに越したことはないんだってさ。もちろん違う質問ね。
現役時代には実践してなかったから、やってみると多少は違うかも。
・ちょっとは金貯めとけ。
都内在住とかなら読み飛ばしてくれ。地方在住、あるいは東京や首都圏での面接を余儀なくされる場合の話。
現役時代日〇証券とか、読〇新聞とか受けたときは1次ですら東京本社に呼ばれた。
(読〇新聞さんは航空含む交通費全額支給でした。神。)
交通費を払ってくれるとこならいいんだけど、自前負担だと結構きつい。あんまそういうとこないけど。
そういう意味で入りたい会社を逃したくないならなおさら。先立つものは持っとくに越したことはない。
・やべー対応してくるところはやべー。見切れるようになれ。
前述した面接時にやべー匂いがした会社は切れ。もちろん嗅覚的な匂いじゃなくてブラックの話。
ちゃんとしてる会社はちゃんとしてるし、逆にしてない会社は高確率でやべー。自分の感覚を信じたほうがいい。
メールとか電話にも結構出る。というかまず17:00以降に返信やら電話がくる会社はそもそも残業が常態化してると思った方がいい。
(と、判断されると思わないのか結構な会社が夜中だの早朝に連絡よこすんだけど、学生への悪影響を考えてないのか…?)
メールだと文面がミスってたり、(応募者の名前)さん、ご応募ありがとうございます。とかなってるともうアウト中のアウト。
ちゃんとしてるとこは学生相手でも手は抜かないところがほとんどなので。
俺も今思うと入社1か月前に予定と違う支店に配属されると聞かされた時点で入社拒否するべきだった。
またこの話は別の記事で。
・あと何単位で卒業できるか数えとけ。
地味だが結構必要。4回生のときには授業を受けなくても良いのがベストだけど、理系とかそうもいかないと思うしな。
文系とかだと所謂「取りやすい授業」もわかるだろうから、最終的にその辺で帳尻を合わすイメージが良い。
同期で教授にクソ高い酒を持っていったり、研究助手としてロンドンまで着いていった奴を知っているが、
結果的に2年留年した。正攻法以外で単位は取れない。計画的に取るのが吉。
・職種にこだわらないなら教授に聞け
研究室があって、所属しているなら教授に一声かけてみるのも良いと思う。
というか大きい声では言えないんだろうが、教授がコネクションとして就職先を“持っている”可能性がある。
一回相談してみるのもあり。ただまあ希望の職種且つ枠があるなんてことは早々ない。
・働かなくても生きてりゃ勝ち、と思っとけ
個人的に一番大事。
もう今や2人に1人が転職経験者、なんていってもおかしくない世の中だけど、僕の時代は所謂就職氷河期で、入ったら3年みたいな言葉がまだスタンダードだった。
どんだけやべー会社でも親御さんとかはそういうだろうし、今耐えれば…って真面目な人は考えると思う。
が、在籍中に会社が大幅に変わるなんてことは稀だし、教育についてくれる2年、3年上の先輩や上司みたいになりたくねえなって思った時点で転職を勧める。
結局は行ってみないとわからないことはあるけど、大事なのは生きるより大事なこたない。やべ―企業ならやめてやるぜ!マインドはずっと持っとくこと。
逃げるは恥だが役に立つ。前世でもっと徳を積んでいれば星野源になれたのだろうか。
ご両人、結婚おめでとうございます。