ぼくとインターネットの変遷【後編】
前後編に分けたのはいいんですけど、これもうほとんどインターネットで書くことないですね。
具体的なHNとか出したかったんですが、そもそも嫌な方も多いと思ったので今回は差し控えました。
それでは後編です。
3.東京進出、そして
就職前後にあたって、実はもうほとんどポケモンでの活動はしていませんでしたね。
このころはスマホ普及し始めくらいだったんですけど、もうTwitterでみんな交流してました。
新しいコミュニティが広がることもなく、既存のつながりの皆さんのみでしたけども。
就職に際し東京に進出することとなりまして、そちらでは様々な方にお世話になりました。
というのも、ネットは全国に普及しているんですが、やっぱり人口は東京に集中しているんですよね。
「ネットで知り合った知らない人と出会ってはいけない」なんていう注意もありますが、
東京時代はほんとに老若男女いろんな人と会って遊んで、飯食って飲んでた気がします。
僕の場合は僕より若い人ほとんどいなかったんですけど、土日の度に誰かしらと会ってたような、そんな記憶です。
このころは特定のゲームやコンテンツをやる、ということはなかったんですが、
基本的に協力ゲームなり流行り廃りにはみんな敏感だったので、毎日Skype窓は立ってたと思います。
危険な目にあったこととかはないんですけど、このころすれ違って疎遠になった人も多くいます。
僕の性格上の問題が大きいとは思うんですけどね。
ただ、やっぱりオタクは善良な方からコミュニケーションに難ありの方もいたので、
僕から距離を置いた方も少なからずいらっしゃいました。
一通り皆さんと交流したのち、九州へ戻ってくることとなります。
4.6時間32分、1003km
九州に戻ってきたころ、僕は長崎に在住していたんですが、もうこのころはほとんど毎日twitterを眺めるだけの日々でした。
特にインターネットから疎遠になることもなかったんですけど、どちらかというと同僚のオタクと仕事帰りに毎日ゲーセンに行ってましたね。
このころ「そら」名義から「Ash」名義にHNを変えました。
今でも犯人がわからないんですが、このころ僕の本名とtwitterIDを連投するだけのアカウントが出てきたのが原因なんですよね…。
僕のtwitterはもはや使い分けをあきらめた闇鍋アカウントなので、現実の友人とかにも知れてるんですが、そのあたりどっかで恨みを買ったんだろうなと。
何だったんでしょう、あれ。
そんな中、1件のお誘いが僕のところに来ます。
「結婚式に出席してくれないか」と。
これが普通の友人ならノータイムなんですけど、これがネットの友人だったんですよね。
HNは差し控えるということで冒頭にもお話ししたので、仮にCと呼称します。
Cとは前編のポケモン時代に知り合いまして、もう長いこと仲良くしていました。
というか多分現時点の嫁とのなれそめも僕は聞いた限りで覚えていますし、
通話をつなぎっぱなしで僕を起こす親の声でCが起きたなんてのもザラです。
周囲の面子とも仲良くさせていただいていて、4人で2泊3日で遊んだこともありました。
ただ、当時出席するかはかなり悩みました。まずご両親への説明もそうですけど、
僕の座るテーブルって、基本的に僕以外の知り合いがほぼいない状態なんですよね。
前述の2人とは同じテーブルだったんですが、他の面子はガチの幼馴染とかで、
正直出席する資格があるかと言われるとないんじゃなかろうかと。
あと新婦側になんて説明をすればいいんだと思っていました。
ノリでなんとかなる部分もあるでしょうけど、それはそれで…ねえ?
後程判明しましたが、嫁側とも僕はネットでの知り合いでした。悩んだ時間を返せ。
ともかく悩みましたが、出席を僕は取りまして、見出しの時間と距離をかけて式場に赴いたわけです。
式自体は滞りなく進み、僕の懸念も雲散霧消しました。
後日に少しだけ遊んで帰りましたが、行って良かったと思っています。
楽しかったです。
ただそのとき僕泊めてもらったところで流血したり
以前新婦の顔見ているのに一切記憶になかったり、いろいろ申し訳なかったですね…。
僕はネットの人間は「友人関係」にはなれないと思っているんですが、
もうここまでくるといろいろと超越はしてるんですよね。
僕自身も関係性をどう表現すればよいかはわかりません。
またいつか遊びに行けたら良いなと考えています。本当にみんなありがとう。
5.それから、現在
その後インターネットでの交流というか、新しいコミュニティに所属はほとんどしていません。
discordへ移行したのはどのあたりでしたっけ…。
というかdiscordで思い出しましたが、1つ「shadowverse」の普及に伴ってコミュニティに所属しました。
今は格闘ゲームやら流行り廃りのゲームを触るコミュニティになってるんですけど、顔を出したいときに出す、やりたいことをやる、というグループになっているので、
僕としては大変気が楽なところです。1か月くらい顔出さないときもあるんですけど。
こちらは関西・関東あたりのメンバーが多いので、オフは頻繁に行われてるんですが、
顔を出せたことはありません。
とまあ紆余曲折を経たところで、今に至ります。
僕自身思い出はもっといっぱいあるんですけど、どうしても個人名を出すことになるので、
そこだけは差し控えようかなと思います。
今はどうかというとアプリ「人狼殺」の流行に伴って、再度人狼ゲームを始めたんですが、
対面人狼形式のゲームにどっぷり嵌ってしまっていて、今はそちらのコミュニティとの交流ツールとして活用しています。
今までとは手順が逆なんですが、概ね社交的な方がやっぱり多い印象を受けますね。
僕がそういうタイプではないのかもしれませんが。
この記事を書いていて思ったのが、もう「ネットの知り合い」と口にしても
大仰な反応をされなくなったんだなあと。
昔はネットの知り合いとメールしてましたけど、周囲からすると奇異の目で見られてましたからね…。
おそらくコミュニケーションツールの延長としてtwitterが普及したことに端を発すると思います。
相変わらずtwitterのフォローは完全に闇鍋状態なんですが、
前の方にさかのぼるほど、その時代に仲良くしていた方やコンテンツが分かるのは何か良いですね。
これから所属するコミュニティなり、交流する人が増加するかどうかはわからないんですが、
僕は一期一会って言葉、嫌いじゃないのでよろしくお願い致します。
勿論今仲良くして頂いている方は、今まで通りでいられたらと。
ではまた。